多肉植物は、ぷっくりとした見た目が可愛らしく、近年とても人気のある植物です。
「植物を育てるのは難しそう」「すぐ枯らしてしまいそう」と不安に思っている初心者の方も多いのではないでしょうか?
私は割とズボラな性格で庭や花壇の手入れを怠ることがあり、過去に何度も花を枯らしてしまいました。しかし、多肉植物は根や茎、葉にたっぷりと水分を蓄えるので花と違って水やりの頻度も少なくて済み、枯らすことなく育てることが可能なのです。
この記事では、多肉植物をこれから始めたい初心者の方に向けて、基本的な知識や失敗しないためのポイントをわかりやすく解説します。まずは全体像をつかみ、安心して多肉植物ライフをスタートしましょう。
多肉植物とは?初心者にも人気の理由

多肉植物とは、葉や茎、根に水分を蓄える性質を持つ植物の総称です。身近ではアロエやサボテンも多肉植物に分類されます。しかし、ひとえに多肉植物と言ってもその種類は2万種類以上あると言われており、棘のあるものや真珠のように丸いものなど様々な見た目をしています。
そのおしゃれでユニークな見た目から多肉植物は近年、ガーデナーだけでなく多くの人々から注目を浴びています。
また、乾燥した地域に自生しているものが多く、水やりの頻度が少なくて済むのが大きな特徴です。
そのため、毎日世話をするのが難しい方や、植物を育てるのが初めての方でも管理しやすく、初心者に人気があります。
初心者に多肉植物がおすすめな理由

多肉植物が初心者におすすめされる理由は、主に次の3つです。
- 水やりが少なくて済む
多肉植物は茎や根、葉に多くの水分を蓄えており、過湿を嫌います。そのため水やりの頻度が少なくて済みます。土が乾いたら水を与える程度で良いのです。 - 丈夫で枯れにくい
多肉植物は成長が比較的遅いため、形が崩れにくい特徴があります。美しい見た目が長持ちするので手入れも少なくて済みます。 - 鉢植えでコンパクトに育てられる
小型の種類も多く、小さな鉢植えで育てることができます。そのため自宅の窓際にそっと置くことができ、場所を取らずに済みます。

特に、水をあげすぎないことを意識するだけで、大きな失敗を防ぐことができます。忙しい方や室内で植物を楽しみたい方に多肉植物はピッタリです。
初心者におすすめの多肉植物の種類

エケベリア属

多肉植物といえばこの形を想像する方も多いでしょう。バラの花のような形が特徴で、多肉植物の中でも特に人気があります。葉の形や色に様々なバリエーションがあり、寄せ植えでも存在感が抜群なため初心者に人気の種類になります。
春秋型に分類され、人間にとっても過ごしやすい季節にぐんぐんと成長します。室内でも日当たりの良い場所であれば育ちますし、乾燥に強いため水やりの頻度も少なくて済みます。中には真冬の霜に耐えることができる種類もあり、比較的育てやすいことから初心者におすすめです。
初心者におすすめのエケベリア属
・桃太郎:ピンクの爪が可愛い
・七福神:丈夫で地植えも可能
・アガボイデス系:赤黒い縁取りがかっこいい
・コロラータ:白っぽい葉にピンクの縁取り
これらは丈夫で手に入りやすく、手入れがしやすいためおすすめです
ハオルチア属

透明感のある葉が美しく、室内でも育てやすいのが特徴です。葉にたっぷりと水分を含む軟葉種とアロエのように尖った硬葉種の2タイプに分かれます。エケベリア属と同様、春秋型になるので育て方は基本的に同じですが、直射日光が苦手なため、室内管理向きの多肉植物としておすすめです。
初心者におすすめのハオルチア属
軟葉種
・オブツーサ:ぷっくりした透明な葉がかわいい
・ピリフェラ:細長い葉の先端に窓があり涼しげな見た目
硬葉種
・十二の巻:葉に白い模様が入っている
・京の華:澄んだ緑色の葉が特徴、寒さで紅葉する
これらの品種は育てやすく、種類も豊富なので見た目の好みから入っても良いでしょう
セダム属

葉の形や色、大きさ、草丈が非常に多様で、500種類以上存在していると言われています。小さな葉が密集して育ち、成長も早い種類です。多くの種類が秋になると赤っぽく紅葉し目を楽しませてくれます。多少環境が変わっても順応しやすく、初心者向けの多肉植物です。
初心者におすすめのセダム属
・乙女心:ぷっくりとした葉がかわいい
・虹の玉:艶のある葉が密集して育つ
・セダム・ミモザ:黄金色の明るい葉色を持つ
これらの品種は紅葉する種も多く見た目で楽しませてくれます。またミモザのように地面を這うように増殖してくれる品種もおすすめです
多肉植物を育てるために必要なもの

多肉植物を始めるために、最低限必要なものは以下の通りです。
- 植木鉢(底に穴が空いているタイプ、受け皿もあればベスト)
- 多肉植物用の土
- 鉢底ネット
- スコップやガーデニング手袋
- 水やり用のボトル
- 太陽光の届く風通しの良い場所
特別な道具は必要なく、ホームセンターや100均、園芸店で簡単にそろえることができます。
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購入した多肉植物にあったサイズの植木鉢を用意しましょう。成長すると根が窮屈になって根腐れの原因になります。また、鉢底に穴が空いているタイプを選ぶと、水はけが良くなり、根腐れを防いでくれるだけでなく根が酸素を取り込みやすくなります。受け皿に溜まった水はすぐに捨てるようにしましょう。
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私はよく可愛い鉢を購入しては100円ショップの園芸コーナーで受け皿のみを購入したりしています。
多肉植物葉の土

先述の通り、多肉植物は水はけが重要になります。そのため花や野菜の土のように水もちの良い土だと根腐れの原因になってしまいます。初めて多肉植物を育てる場合は多肉植物用に販売されている水はけの良い土を選ぶと良いでしょう。
ホームセンターや園芸ショップにはサボテン・多肉植物葉の土が販売されています。ご自分で配合される場合は保水性と排水性のバランスの良い赤玉土(細粒)、鹿沼土(細粒)と腐葉土を1:1:1の割合でブレンドすると良いでしょう。
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鉢底ネットは植木鉢の底穴の上に敷いて使用します。その上から多肉植物用の土を入れる形になります。鉢底ネットは水やり時に細かい砂や培養土が流れるのを防ぎ、鉢底の穴からナメクジなどの害虫が侵入するのを防ぐ、そして鉢底の通気性の確保と重要な役割を果たしてくれます。100円ショップにも売っており植木鉢の底穴のサイズにカットして使用する形になります。
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土を装ったり混ぜたりするのにスコップは使用します。初心者のうちは100円ショップなどで揃えると良いでしょう。ガーデニング手袋も衛生面で気にならないのであれば本来、必要ありませんが、後々薬剤を使用する機会や怪我の防止などには重要な役割を果たすので、安価なものでも良いので持っておいても良いでしょう。
水やりに関してはジョウロが家にあるのであれば不要です。できればピンポイントで水やりができるドレッシングボトル・スクイズボトルなどがおすすめです。霧吹きはおしゃれなデザインも多く、人気も高いですが土の表面しか濡らすことができないのでおすすめしません。
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多肉植物を元気に育てるうえで欠かせないポイントは、「日当たり」と「風通しの良さ」です。室内で管理する場合は、窓際など、できるだけ明るい場所を選びましょう。屋外では屋根のあるベランダなどで育てる方も多いです。いずれにせよ日中に日光の当たる場所が良いでしょう。
ただし、真夏の強い直射日光は葉焼けの原因になるため、明るい日陰に移動させるのがおすすめです。
冬場は室内に移動することをおすすめしますが、中には寒さに強い種類もあります。屋外で育てている場合は保温のプチプチや不織布をかけてあげると良いでしょう。

寒冷地の場合は日中との寒暖差に注意しましょう。明け方の「霜」は葉がブヨブヨ(通称:ジュレる)になる原因そのものです!
初心者が失敗しやすいポイント

多肉植物で最も多い失敗は、水のあげすぎです。
土が乾いていないうちに水を与えると、根腐れの原因になります。
また、日光不足や風通しの悪さもトラブルにつながります。まずは「水は控えめ」「明るい場所に置く」という基本を意識しましょう。
水やりの要点を押さえよう

多肉植物の水やりは生育型によって変わります。基本的に生育期は積極的にお世話して休眠期は何もしなくても良いです。
生育型を知ろう
多肉植物の生育型(せいいくがた)とは、「どの季節に成長し、どの季節に休眠するか」という成長リズムの分類です。これを知っておくと、水やりや置き場所の失敗がぐっと減ります。主に次の 3つの生育型 に分けられます。
| 生育型 | 特徴と適度 | 代表的な種類 |
| 春秋型 | 10〜25℃ 春と秋に生育期を迎える 夏は成長が緩やかに成長 冬は休眠 | エケベリア/セダム/ハオルチア/グラプトペタルム |
| 夏型 | 20〜35℃ 夏に育成期を迎える 春と秋は緩やかに成長 冬は休眠 | アガベ/アロエ/カランコエ/一部のユーフォルビア |
| 冬型 | 5〜20℃ 冬に育成期を迎える 春と秋は緩やかに成長 夏は休眠 | リトープス/コノフィツム/メセン類/アエオニウム |
多肉植物の初心者がよくやりがちな失敗が水のやり過ぎですが、その原因の多くがこの休眠期の水のやり過ぎになります。少しかわいそうな気持ちになるかもしれませんが、「休眠期は何もしない」「乾燥気味に育てる」を守っておけば根腐れを起こして枯れることはまず無いでしょう。
生育期だからといって、毎日水やりをするわけではありません。生育期の水やりのタイミングは葉っぱの付け根を見て判断しましょう。葉の付け根がシワシワになっている場合は多肉植物が水不足であるサインです。また、高温多湿による根腐れを防ぐために水やりは涼しい夕方に行いましょう。葉の隙間に水が残ると蒸れの原因になるので植物そのものではなく、土に水をかけましょう。
休眠期の水やりは基本は断水で良いですが、最近では月に1〜2回の水やりも推奨されています。いずれにせよ、葉の状態をよく観察しましょう。よく土が乾いてから水やりをと言いますが、土の表面だけ乾いている可能性もありますので葉の付け根のシワで判断することをおすすめします。
<<多肉植物の水やりについて詳しく紹介してくれている初心者向けの記事はこちら>>

私も新しい多肉植物を購入した際はどの生育型に分類されるか必ず調べます!
種類によって背極的にお世話する季節が違うので大切なことですね。
まとめ|多肉植物は初心者でも安心して始められる

多肉植物は、ポイントさえ押さえれば初心者でも無理なく育てることができます。
最初は1鉢から始め、少しずつ慣れていくことが大切です。
完璧を目指さず、植物の変化を楽しみながら育ててみてください。
きっと、多肉植物の魅力に自然とハマっていくはずです。


