多肉植物の寄せ植えは、たくさんの種類を一つの鉢にまとめて植える楽しみ方です。
「難しそう」「枯らしてしまいそう」と感じる方も多いですが、ポイントを押さえれば初心者でも十分に楽しめます。
私自身、多肉植物を育て始めて3年になりますが、最初は何も分からないまま寄せ植えに挑戦し、失敗を経験しました。当時は、生育型や成長スピードの違いを気にせず好きな多肉を集め、水やりも自己流。その結果、蒸れてしまったり、形が崩れてしまったりと、思うように育てることができませんでした。
しかし、基本的なポイントを知ってからは、初心者でも失敗しにくく、寄せ植えを長く楽しめるようになりました。
この記事では、私の失敗経験も踏まえながら、多肉植物の寄せ植えを初めて行う方に向けて、基本の考え方や作り方、長持ちさせるコツをわかりやすく解説します。
多肉植物の寄せ植えとは?

皆さんは少しおしゃれな雑貨屋さんや園芸コーナーなどで多肉植物の寄せ植えが売られているのを見たことはありませんか?
寄せ植えとは、複数の多肉植物を同じ鉢に植えて、色や形の組み合わせを楽しむ育て方です。
単体で育てる場合と比べて、成長の変化が分かりやすく、見た目の満足感も高いのが特徴です。
全記事でご紹介した通り、多肉植物はそのぷっくりとした葉の中に水分を蓄えているので乾燥気味に育てることが必要です。つまり、水やりの頻度が少なく初心者におすすめの植物といえます。
初心者に多肉植物をおすすめする理由
・成長がゆっくりで管理しやすい
・水やりの頻度が少ない
・小さな鉢から気軽に始めることができる

多肉植物の寄せ植えはまるでジオラマのようで自分の世界を作ることもできます。とっても可愛いので一度お店に見にいってみるのも良いでしょう!
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初心者におすすめの寄せ植え用多肉植物

いざ多肉植物の寄せ植えに挑戦しようと思っても初心者の家には寄せ植えができる程の多肉植物の株がないのが現状です。そこで園芸コーナーや花屋さんに購入に行くと思います。ここでは寄せ植えに適した苗の選び方を紹介します。
生育型が同じ多肉植物を選ぶ

寄せ植えで最も大切なのは、同じ生育型の多肉植物を選ぶことです。
多肉植物には三種類の生育型があります。育成型によって成長が著しい時期と緩慢になる時期が異なるので、水やりのタイミングも大きく変わってきます。育成型が違うと、水やりだけでなく日当たりの管理も難しくなるので必ず同じ育成型の多肉植物を選ぶようにしましょう。
寄せ植えに適した苗の選び方

販売されている多肉植物の中にはあまり状態が良くないものもあります。そこをしっかりと見極めて丈夫で元気な苗を選びましょう。
・葉の色が鮮やか
・しわやくすみがなく、葉が張っている
・茎が伸びていない
このポイントをおさえておけばまず、元気のない苗で悩むことはないでしょう。
初心者におすすめの種類は以下です。
- エケベリア系:形が整っていて主役にしやすい
- グラプトペタルム系:丈夫で成長も安定
- セダム系:すき間を埋めるポイント使いに最適
これらは全て春秋型の多肉植物になります。初心者のうちは極端な寒さや暑さに曝さない限りは枯れることのない春秋型から挑戦すると良いでしょう。

メインとなる多肉植物を決めて、その周りを埋めるためにメインを引き立たせるような多肉植物を選ぶと良いでしょう。配色は3色までにしておくとまとまりがあって美しい仕上がりになります。
寄せ植えに必要なもの

初心者は、道具を揃えすぎなくて大丈夫です。本格的な道具を揃える必要はなく、自宅であるもので代用できればそれで良いです。
- 底穴のある鉢
- 鉢底ネット
- 鉢底石
- 多肉植物用の土
- ピンセット(または割り箸)
- ハサミ
- スコップ
- 寄せ植え用の多肉植物
- 新聞紙
これらは園芸ショップや100円ショップでも手に入ります。ネットショップなどではガーデニング用品一式が入ったキットなども販売されているので、チェックしてみましょう。
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単体で育てる場合は鉢底石はそこまで重要ではありません。しかし、寄せ植えになると多種類の根が絡み、水はけが悪くなります。根腐れを防ぐためにも鉢底石は大切な役割を果たしてくれます。
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初心者でも失敗しにくい寄せ植えの手順

- 鉢に多肉用の土を入れる
- 土にお水をかけて湿らせる
- 多肉植物の苗を容器から取り出し根っこをほぐす
- 多肉植物を仮置きして配置を確認
- 高さや色のバランスを見ながら植える
- 完成したら根付く7日後くらいから水を与える
鉢に多肉用の土を入れる

まずは寄せ植え用に準備した準備した鉢の底に鉢底ネット、鉢底石を敷きましょう。そして準備した多肉植物用の土を盛っていきます。土を手で押し、表面を整えましょう。

この時少し鉢から飛び出るようにお山形に盛ってあげると丸みを帯びた可愛らしい寄せ植えが完成します。
土にお水をかけて湿らせる

鉢に土の準備ができたら次は土全体にお水をかけて湿らせます。この工程は行わない人も多いのですが、土に水を与えることで土台となる山の形が崩れにくく、多肉植物の茎を差しやすくなるので初心者のうちはおすすめしています。
多肉植物の苗を容器から取り出し根っこをほぐす

容器から多肉植物を取り出し、優しく土を落として根っこをほぐしましょう。非常にデリケートな作業になるので誤って根っこをちぎってしまわないように気をつけてください。
新たな苗でなく、自宅にある多肉植物からカットして使用する場合は茎の部分を残した状態でカットすると良いでしょう。カットした苗はすぐに植え付けるのではなく、2〜3日切り口を乾燥させてから受け付けるようにしてください。
この時に枯れている葉や余分な葉や落として植え付けるようにしましょう。
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まずはメインとした多肉植物から配置していくと良いでしょう。この時、鉢の正面を意識して配置してください。指やピンセットなどで土に窪みをつけてあげて多肉植物を配置していきましょう。苗はとてもデリケートなので強い力を込めずにそっと土に挿してあげてください。

鉢に柄や文字が書いてあるデザインなどは特に配置する際に鉢の正面を意識しましょう。せっかくの可愛い鉢のデザインが後ろ向きになってしまいますよ。
高さや色のバランスを見ながら植える

お山の頂上から周りを囲うように中心から外側へと次々に配置していきましょう。側面には斜めに挿すと美しい仕上がりになるでしょう。この時、配色のバランスも意識して挿すと良いです。なるべく土の見えないように隙間を埋めていきましょう。

エケベリアなどのロゼット型の多肉植物の隙間を埋めるにはセダム属を使用することをおすすめします。セダムは絨毯のように広がってくれたり、色味も鮮やかななのでアクセントにおすすめです。
完成したら根付く7日後くらいから水を与える
全て配置し終わったら完成です。後は日当たりが確保でき、風通しの良い場所に飾ってあげましょう。水やりに関しては寄せ植えした多肉植物の生育型に合わせて行えば良いです。寄せ植えの完成直後は初めに土を湿らせていることもあり、水やりは不要です。1週間後くらいに土が完全に乾いているのを確認して水やりを行ってください。
寄せ植えでよくある失敗と対策
水をあげすぎてしまう
寄せ植えは蒸れやすいため、水のあげすぎは根腐れの原因になります。
土が乾いたら水やりをしてあげるのがコツですが、多肉植物の葉を観察することをおすすめします。土の表面は乾いていても鉢の中は湿っていることもあるので要注意です。
<水やりの目安について詳しく書いてあるサイトはこちら!管理人も参考にしています>
日当たり不足
寄せ植えも普通の多肉植物と同様に日当たりがよく、風通しの良いところに置いてあげると良いでしょう。
直射日光が当たりすぎる場所は葉焼けの原因になってしまうので程よく日光を取り込むことのできる位置が望ましいです。
室内に置く場合は洗面所やキッチンなどの湿気が溜まりやすい場所は避けましょう。風通しが悪い場合はサーキュレーターなどを設置しても良いでしょう。
生育型の違う多肉を混ぜてしまう
生育型が違う植物があると、積極的にお世話する季節が違ってしまい、寄せ植えでは管理ができなくなります。お世話する季節を間違ってしまうと根腐れや枯れてしまう原因になります。
長く寄せ植えを楽しみたい場合は必ず同じ生育型の多肉植物を寄せ植えすると良いでしょう。見た目はよく似ていても生育型が違う種類もあるので注意してくださいね。
寄せ植えを長持ちさせる育て方のコツ

- 植え替え直後は水を控える
- 風通しを意識する
- 夏は直射日光を避ける
- 冬は凍らせないよう注意する
- 枯れた葉は取り除く
少し形が崩れても、それも寄せ植えの味として楽しむ気持ちが大切です。枯れてしまったり葉がブヨブヨとグミのようになってしまう(ジュレる)状態の葉があれば取り除きましょう。隙間が空いた部分は秋に新しく苗を植え付けてあげると見た目の変化を楽しむことができます。

多肉が育って増えてきたらカットして新たな寄せ植えにするのも良いです。増えてくると窮屈で根腐れの原因にもなるので大きい鉢に植え替えしてあげてくださいね。
初心者が最初に作るならこの寄せ植えがおすすめ

- 3〜5株の小さな寄せ植えからスタート
- 配色は3色までにする
- 背の高さが似た品種を選ぶ
小さく始めることで失敗しにくく、達成感も得られます。配色は同系色を2つと反対色を1つ入れてあげると綺麗に仕上がります。

最初から大きい鉢でトライするのではなく、小さい鉢植えから始めると良いでしょう。小さいものをいくつか作って成功体験を増やしたら大きめのプランターで挑戦しても良いですね。
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まとめ

多肉植物の寄せ植えは、初心者でも気軽に始められる楽しみ方です。
最初から完璧を目指さず、作りながら学んでいきましょう。
少しずつ慣れていくことで、寄せ植えの奥深さを楽しめるようになります。
記事の最後に寄せ植え初心者に向けたチェックリストがあるので是非、活用してくださいね!
初心者向けチェックリスト
☐ 同じ生育型の多肉を選んだ
☐ 底穴のある鉢を使っている
☐ 植えた直後に水をあげていない
☐ 日当たりと風通しを確保している
☐ 最初は小さな寄せ植えから始めている

