【2025年版】キャンプ初心者カップル・友人にぴったりの2人用テント8選!

キャンプ

初めて2人でキャンプをしようと思っても、「テントの種類が多すぎてどれを選べばいいのか分からない」と迷ってしまう人は多いですよね。形やサイズ、設営のしやすさなど、比較するポイントが多くて悩むのも当然です。私自身もキャンプを始めた当初は同じように迷い、失敗も経験しました。


私はコロナ禍のアウトドアブームに乗っかってファミリーキャンプを始めました。今年でキャンプ歴は5年になります。最近では多忙の夫を置いて小学生の息子と二人でキャンプを楽しんでいます。


この記事では、2人用テントの選び方のポイントをわかりやすく解説し、キャンプ初心者でも安心して選べるおすすめ8選を厳選してご紹介します。

この記事を読み終わる頃には、あなたにぴったりのテントが見つかるはずです。


「どんなテントを選べば失敗しないのか?」と悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んで、自信を持ってキャンプデビューを迎えてください。

購入前にチェック!2人キャンプ用テントの選び方ガイド

テント選びのポイント

ここではテント選びのポイントを7つ紹介します。テントの種類や特性を知って、自身のキャンプスタイルに合ったテントを選びましょう。

テントの「タイプ」を知ろう

テントにはいくつかの種類があります。今回は特に2人用テントで人気な次の3種類について説明します。

  • ドーム型テント
  • ワンポール型テント
  • ワンタッチ型テント

ドーム型テントの特徴

ドーム型テント

ドーム型テントは、最もポピュラーで初心者にも扱いやすいテントの形です。2本のポールをクロスさせて立ち上げる構造で、設営がシンプルなのが大きな特徴。慣れれば10分ほどで設営でき、初めてのキャンプでも安心です。

また、球体に近いフォルムは風を受け流しやすく、安定感が高いのも魅力。多少の風や雨でも倒れにくく、天候が変わりやすいキャンプ場でも安心して使えます。内部は天井が高めで、2人で過ごしても圧迫感が少ない点も人気の理由です。

総合的に見て、「使いやすさ・安定感・持ち運びやすさ」を兼ね備えたバランスの良いテント形状です。ただし、これから紹介するワンポール型やワンタッチ型に比べるとパーツが多いのでツーリングやトレッキングなどを目的としている場合は注意が必要です。

ワンポール型テントの特徴

ワンポールテント

ワンポールテントは、中央に1本のポールを立てて生地を広げるシンプルな構造が特徴です。設営が直感的で、ペグを打ってポールを立てるだけなので、慣れれば短時間で設置できます。見た目も三角錐のシルエットが美しく、写真映えするおしゃれなデザインとして人気があります。

通気性がよく、空間の中心が高いため開放感のある居住性も魅力。床面積に対して天井が高く、立ち上がっての着替えや出入りもしやすいモデルも多く見られます。また、パーツが少ない分コンパクトに収納でき、持ち運びもラクです。

ただし、中央にポールが立つためレイアウトにやや工夫が必要で、荷物を置く位置が制限されることも。また、ペグ打ちがしっかりできない地面では安定性が下がる点や、風の影響を受けやすい点には注意が必要です。設営前に地面の状態を確認し、張り綱でテンションを均等にかけることがポイントです。

ワンタッチ型テントの特徴

ワンタッチテント

ワンタッチ型テントは、その名の通り“ワンタッチで開く”手軽さが最大の魅力。フレームが一体化しており、収納袋から取り出して広げるだけで形が完成します。組み立ての手間がほとんどなく、テント設営が初めての人や、短時間でキャンプを楽しみたい人にぴったりのタイプです。

設営・撤収がスピーディーなため、日帰りキャンプやフェス、海辺でのデイキャンプなどにも活躍。軽量でコンパクトなモデルも多く、女性でも簡単に扱えます。急な雨や日差し対策としても手軽に使えるのがうれしいポイントです。

一方で、フレーム構造が固定されている分、風への耐久性や強度は他のタイプよりやや劣ります。悪天候時や長期滞在のキャンプには不向きな場合もあります。また、折りたたみ時にコツが必要で、慣れるまでは収納に時間がかかることも。使用シーンを見極めて選ぶのが上手な使い方です。

設営のしやすさ

キャンプ初心者にとって、まず注目したいのが“設営のしやすさ”です。慣れないうちは、説明書を見てもポールの通し方やロープの張り方に戸惑うことが多いもの。設営がスムーズにできるテントを選ぶだけで、キャンプの満足度がぐっと上がります。

たとえば、ドーム型テントはポール2本で立ち上げるシンプル構造で、バランスがとりやすく初心者にもおすすめ。さらに、ワンタッチ型テントなら広げるだけで設営完了するので、時間をかけずに快適な空間を作れます。

また、テントを選ぶときは「設営動画があるメーカー」や「色分けされたポール」など、初心者向けの工夫がされているかもチェックポイント。キャンプ場では時間に余裕をもって設営できるよう、事前に自宅や公園で一度練習しておくと安心です。

管理人
管理人

アウトドアショップで実際に設営を体験することもおすすめします。設営から撤収、テントの収納まで行い難易度を確かめましょう。

サイズ感と居住性

テントのサイズと居住性

テントを選ぶときに意外と見落としがちなのが、“サイズ感と居住性”です。カタログ上では「2人用」と書かれていても、実際に寝袋や荷物を入れると想像よりも狭く感じることがあります。快適に過ごすためには、定員+1人分のサイズを目安に選ぶのがポイントです。

2人で使う場合は、寝るスペースに加えて荷物を置く余裕や、着替えのときに座って動ける高さがあると快適。ドーム型やワンポール型の中でも、前室(ぜんしつ)付きテントを選ぶと靴やクーラーボックスを雨に濡らさず保管できます。

管理人
管理人

一般的に2人が快適に過ごすことができるサイズは横幅200cm以上、奥行き120cm以上とされています。荷物が多い場合はこれ以上を探すと良いでしょう。

耐水圧と通気性

耐水性と通気性の画像

キャンプでは天気が変わりやすく、急な雨や朝露に備えるために「耐水圧」と「通気性」はとても大切なポイントです。見た目だけで選んでしまうと、雨漏りやムレで快適さが一気に下がってしまうことも。

まず耐水圧とは、生地がどれくらいの水圧に耐えられるかを示す数値のこと。一般的に、1,500mm以上あれば小雨程度には十分、2,000〜3,000mm以上なら本格的なキャンプでも安心して使えます。特にフロア(床面)は地面からの湿気や雨水を受けやすいので、耐水圧の高い素材を選ぶと安心です。

一方、通気性も快適な睡眠には欠かせません。テント内は夜間に結露しやすく、空気がこもるとムレや寝苦しさの原因に。メッシュ窓やベンチレーター(通気口)が複数あるモデルを選ぶことで、風通しがよく結露も軽減できます。

管理人
管理人

快適さと安心感のバランスをとるなら、「耐水圧1,500mm以上」「通気口が複数ある」テントを選ぶのがおすすめです。

重さと収納性

女性二人で持てるテント

キャンプでは、テントを車からサイトまで運んだり、自宅で保管したりする場面も多いため、「重さ」と「収納性」も大切なポイントです。特に2人キャンプでは荷物の量が多くなりがちなので、扱いやすい重さのテントを選ぶことで、設営・撤収の負担をぐっと減らせます。

目安として、2人用テントなら重さは3〜5kg程度が扱いやすい範囲。軽量なものほど持ち運びは楽になりますが、風への耐久性や居住性がやや下がることもあるため、使用シーンに合わせてバランスを取りましょう。

また、収納サイズも重要です。コンパクトにたためるテントは車の積み込みや自宅での保管にも便利。収納バッグが持ちやすい形状になっているか、バックパックに収まるサイズかもチェックポイントです。

管理人
管理人

頻繁に移動するキャンプスタイルなら軽量・コンパクト重視、オートキャンプで車移動が中心なら快適さ重視と、自分たちのスタイルに合った重さを選ぶのがコツです。

テントの素材や構造からテントを選ぶ

テントの快適さや使い勝手は生地によっても大きく変わります。素材によってはカビが生えやすいタイプもあり、しっかりとテントを乾かすスペースの無い人などが選んでしまうと大変なことに‥。それぞれ通気性もコストも重量も違うので自身のスタイルに合ったものを選びましょう。

生地の素材

ポリエステル

最も一般的なテントに使用されている素材です。薄手なので軽くて持ち運びやすく、撥水加工してあることが多いので雨に強く、すぐに乾きます。また価格帯もリーズナブルなので初心者に人気の素材です。デメリットとしては化学繊維のため、火の粉が燃え移りやすくテントに穴が空いてしまうのと、通気性が良くない点などが挙げられます。

ポリエステルの特徴

ナイロン

ポリエステルよりも非常に軽く、持ち運びに便利です。生地そのものが丈夫なため、登山などに使用されることが多いです。摩擦にも強く加工によっては難燃性も兼ね揃えています。デメリットとしては生地そのものがハイスペックなため高価格であること、吸水性があるため水に濡れた場合、とても重たくなることなどが挙げられます。

ナイロンの特徴

コットン

長期キャンプに使用されることの多い厚手で丈夫な素材です。熱に強いため室内で薪ストーブを使用することができます。通気性に優れているため結露も起きにくく、適度な湿度も保つことができ快適な居住空間を作ってくれる生地です。デメリットとしては生地そのものがとても重たいこと。水を吸うと更に重さが増します。また自然素材でコーティング加工を施されていないものが多く汚れが落ちにくい、目立ちやすいといった点が挙げられます。

コットンの特徴

ポリコットン(TC)

ポリエステルとコットンの混紡生地です。コットンに対して65〜70%のポリエステルが含まれていることが多く、どちらの欠点も補う形となっています。コットンの吸水性、通気性をそのまま保ちつつ、ポリエステルが混ざっているのでコットンに比べ軽量です。デメリットとしてはポリエステルに比べると耐水性に劣るので激しい雨には対応できません。また、水を含むとコットンと同様に重たくなります。しっかり乾かさないとカビの原因ともなります。

ポリコットンの特徴

テントの構造

テントには主に「シングルウォール」「ダブルウォール」の2つの構造があります。簡単な違いはフライシートの有無ですが、それぞれに特徴と利点があるので使用シーンに合わせて選ぶのがポイントです。

シングルウォール

外側の生地が1枚構造になっており、軽量で設営がとても簡単です。荷物を減らしたい登山やソロキャンプに向いています。ただし、通気性が低く結露が起きやすいため、季節や天候を選んで使うのがおすすめです。

ダブルウォール

インナーテントとフライシートの二重構造で、雨や風に強く、結露も軽減できるのが特徴。気温差の大きい季節や雨天時でも快適に過ごせます。前室があることで荷物を置けるスペースが確保できる利点もあります。やや重量は増しますが、オールシーズン使いやすく、初心者にはこちらが安心です。

デザインとカラーも大事!気分が上がるテント選びを

気分の上がるキャンプ画像

テントはキャンプの“おうち”のような存在。機能性はもちろんですが、見た目のデザインやカラーもキャンプの楽しさを大きく左右します。お気に入りのテントがあれば、設営の時間さえワクワクするものです。

最近は、ナチュラルなベージュやカーキなど自然になじむカラーから、写真映えするポップな色合いまで、さまざまなデザインが登場しています。落ち着いた色はリラックス感があり、自然との一体感を楽しみたい人にぴったり。一方で、明るいカラーや個性的なデザインは、キャンプサイトでも自分たちのテントを見つけやすく、気分を盛り上げてくれます。

また、テント全体の形やロゴ、ジッパーなどの細かいデザインにも個性が出ます。2人で過ごす時間がもっと楽しくなるように、「自分たちらしいテント」を選ぶのもおすすめです。見た目から気持ちが高まれば、キャンプの思い出もさらに特別なものになります。

キャンプ初心者におすすめ!2人で快適に過ごせるテント8選

ここまでテントの選び方のポイントを紹介してきましたが、実際にどんなテントを選べばいいのか迷う方も多いはず。そこで今回は、初心者の2人キャンプにぴったりな「おすすめのテント8選」をご紹介します。

管理人
管理人

設営のしやすさ、快適さ、デザイン性など、バランスの取れたモデルを厳選しました。あなたのキャンプスタイルに合う1張を見つけてみてください。

コールマン「ツーリングドームST」|設営簡単&コスパ抜群の定番モデル

初心者からベテランまで人気の定番ドーム型テント。クロスフレーム構造で設営が簡単、1人でもスムーズに組み立てられます。前室付きで荷物や靴を雨から守れるのも嬉しいポイント。耐水圧約1,500mmと突然の雨にも対応でき、価格と品質のバランスが抜群です。ソロや2人キャンプの入門テントとして間違いなしの一張です。

スノーピーク「アメニティドームM」|丈夫で広々!初心者から長く使える

スノーピークを代表する人気ドーム型テント。しっかりとしたフレーム構造で風に強く、耐水圧も高いため天候の変化にも安心です。天井が高く広々とした室内空間で、2人でもゆったり過ごせる設計。設営もしやすく、長く使える高品質なテントを求める初心者にもおすすめのモデルです。

DOD「ワンタッチテントT2-629-TN」|たった数分で設営完了!初心者の味方

紐を引くだけで設営が完了する2人用ワンタッチテント。シングルウォール構造で軽量約3kg、収納サイズもコンパクトなのでキャンプ初心者でも扱いやすいのが魅力です。設営の手間を減らして、キャンプの時間を “遊び” に使いたい方にぴったりのモデルです。

ロゴス「ナバホ Tepee 400-BB」|換気性◎で夏キャンプも快適

カラフルなナバホ柄が印象的なティピースタイルのテント。シンプルな構造で設営がとても簡単なので、初心者でも安心です。高さがあり開放感のある室内は2人でも快適に過ごせ、通気性にも優れています。おしゃれなデザインと機能性を兼ね備えた、デュオキャンプにぴったりのモデルです。

THE NORTH FACE 「ランダー2」|おしゃれで高さもあって広々

初心者でも扱いやすいシンプル設計の2人用テント。高い耐水性と安定感で天候に左右されず快適に過ごせます。広めの前室もあり、荷物の置き場にも困らない頼れるモデルです。

ムラコ 「NORM 2P」|シックでかっこいい軽量モデル

洗練されたデザインと高い実用性を両立した2人用テント。軽量ながら優れた耐風性と耐水性を備え、あらゆる天候で安定した快適空間を確保します。シンプルな構造で設営もスムーズ。無駄のない美しいフォルムは、初めてのキャンプにもこだわりたい人にぴったりの一張です。

WAQ 「alpha T/C SOLO DX」薪ストーブが使え冬も安心

火に強く通気性に優れたT/C素材を採用したソロ・デュオ向けテントです。結露が少なく、一年を通して快適に過ごせるのが魅力。前室が広く、薪ストーブの使用にも対応しているため、冬キャンプにも最適です。設営もシンプルで扱いやすく、無骨でスタイリッシュなデザインはサイトの主役になる存在です。

ノルディスク「アスガルド7.1」|おしゃれキャンプに映える北欧デザイン

北欧らしいデザインが魅力のコットンテント。通気性と保温性に優れたTC素材を使用しており、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。円錐型の美しいフォルムは設営も意外と簡単で、広々とした室内は2人でもゆったり。ナチュラルな風合いと快適さを両立した、初心者にも人気のベーシックモデルです。

「いきなり購入は不安…」そんな人にはテントのレンタルがおすすめ!

テント選びに失敗しない!

テント選びをする画像

テントは見た目やスペックだけでは分からない使い心地があります。実際に設営してみると、「思ったより広い」「意外と重い」「組み立てが難しい」など、使ってみて初めて気づく点も多いもの。
レンタルサービスを利用すれば、気になるモデルを手軽に試せるうえ、天候やサイトの環境に合うかも確認できます。購入前に一度体験しておくことで、自分のスタイルに合ったテントを選びやすくなり、後悔のない買い物につながります。

管理人
管理人

何を隠そう、私も初めてのテントは2回で使わなくなりました。運命のテントでは無かったようですが、お財布には痛いです‥

初心者にも安心!hinataレンタルで気軽にキャンプ体験

キャンプ初心者やテント選びに迷っている人には、hinataレンタルがおすすめです。テントやタープ、寝袋など必要な道具をまとめてレンタルでき、自宅やキャンプ場への配送にも対応。届いたらすぐに使える手軽さが魅力です。


人気ブランドのテントを気軽に試せるので、購入前のお試しにもぴったり。設営方法や使い方のサポートも充実しており、「初めてでも安心してキャンプを楽しめた」と好評です。コスパよく理想のテントを見つけたい人に最適なサービスです。

まとめ

これまで、キャンプ初心者の2人組におすすめのテントや、選び方のポイントを紹介してきました。
テントは素材や構造によって快適さが大きく変わりますが、大切なのは「自分たちのキャンプスタイルに合う一張」を見つけることです。
デザインや機能を比較しながら、気になるモデルはレンタルで試してみるのもおすすめ。実際に使うことで、自分たちにぴったりのテントがきっと見えてきます。

良いテントに出会えると良いですね!

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